2013年4月25日木曜日

シェーファー ブルーブラック


インクの話です

万年筆を買えば当然インクが欲しくなるわけでありまして、しかも一度はブルーブラックのインクを買いたくなるのもよくある話でしょう。
私はまだ万年筆を使い始めてから長くは立っていないのでボトルインクはこの一つしか持っていないのですが、どの様な経緯でこのインクを買うことになったのかをお話いたします。
まずそもそも私は、ブルーブラックという色の存在自体を知りませんでした。
アメリカ人が青いボールペンで字を書くのを見て不思議に思ってました。

ブルーブラックという色を知ったのは青だと思って買ったプレピーが実はブルーブラックだった事からでした。そこでブルーブラックや他のインクについても調べてみたのですが、プレピーのブルーブラックはいわゆる一般的なブルーブラックと比べると随分とブルーに近いという事を知りました。

そこでもう少しブラックの割合が多い物を探している時、色彩雫の月夜と深海という色と出会いました。ただこれらのインクはなにしろ高いので、始めてボトルインクを使う人が買うものではないだろうと思い、もう少し安いものをと思っていました。

文房具系ブログをみて周っていると少しグレーがかっている落ち着いた青のインク、シェーファーのブルーブラックを見つけました。

これを見た時ははっとしました。こういう色もあるのかと。なんて素敵な色なんだろうと。懸案であった値段も近くの家電量販店で安価に手に入ることが分かり、購入を決意いたしました。


そして実際に書いてみて…

期待以上でした。なんと言ったら良いのか、上品な落ち着いた色。たくさん書いてもちかちかしない目に優しいそして何だか温かみの有る引き込まりるような色でした。
まだいくつかしかインクを使ったことがないので何とも言えませんが、とにかくこのインクの虜になりました。
書く機会を増やすために今まで何度も始めては挫折していた日記を始めてみたりもしました。もっとも、今回も4日で辞めて終いましたが。

もう一つ興味が有ったのはどれくらいインクを消費するかという事だったのですが、いま一週間に一回くらいのペースでコンバータを使い切っているのですが中名から減りません。この調子だと2年くらいは使い切るまでにかかってしまうかもしれません。

最近はやっと吸引の時に手を汚さなくなりました。

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