2016年12月29日木曜日

完全食を作ってみた。(PFJをアレンジ)

完全食を自作するページが有ったので少しレシピを変更して作ってみた。
【日本人のための完全食 - Perfect Food for Japanese(PFJ)】 ver.5.0

オリジナルのレシピは以下の通り。

3食分(g)
上新粉396
きなこ142
真昆布粉0.2
大豆レシチン9
キサンタンガム0.4
難消化性デキストリン8
キャノーラ油27.7
魚油4
食塩2.5
サッカリンナトリウム0.1
マルチビタミン1.5粒
βカロテン2粒

とりあえずPFJだけで生活するつもりは無いので、普段取りすぎているであろう食塩は抜いた。
味は適宜つければいいと思ったのと、乳鉢での粉末化が面倒そうだったので、サッカリンナトリウムも抜いた。
魚油はあまり美味しくなさそうということと、価格の問題で、サプリメントに変更した。

変更後のレシピ

3食分(g)
上新粉396
きなこ142
真昆布粉0.2
大豆レシチン9
キサンタンガム0.4
難消化性デキストリン8
キャノーラ油27.7
魚油1粒
マルチビタミン1.5粒
βカロテン2粒

材料は、上新粉ときなこは業務用スーパーで、他はAmazonで購入した。
保管用の容器は6Kg用の米びつ、2.2L入るジョッキをホームセンターで購入した。

材料費は1食分が118円になる計算だ。
初期費用に1万円ほどかかったが、上新粉ときなこ以外は1回の使用量が少ないのでたまに購入すればいい。

粉末ミックスの製作

ひとまず7.5食分(上新粉1kg分)を作ってみた。
PFJのサイトに書いてあるように、上新粉ときなこ以外の粉を混ぜてから、上新粉ときなこを少しずつ入れて混ぜていく。
上新粉の粒がけっこう細かくて、混ぜるときにテーブルに粉が飛び散ってしまった。

均等に混ぜるのが難しかったので、次からは袋を利用するつもりだ。
完成した粉末ミックス(4.5食分)落雁みたいなかおりがする。

水に溶かす

2.2Lの容器に3食分(555g)の粉を入れて、撹拌しながら水を少しずつ加えていく。
500mlくらい水を入れた段階では、ドロドロでとても溶けるようには思えなかったが、水を足していくとだんだんと解けていき、最後には結構さらさらになった。
濃い豆乳みたいな感じ。

試飲

コップに注いで飲んでみる。1食分は約700ml、コップ3杯分くらいだ。3回に分けて飲んだ。


1杯目:何も入れずに飲んだ。
サッカリンを入れていないので、そのまんまきなこの味がする。それほどドロドロしているわけでもなく、スムージーとか飲むヨーグルトくらいのドロドロさ。若干粉っぽさが無いわけではないが、ほとんど気にはならなかった。
まずいわけではないが、あまり美味しくはなかった。

2杯目:砂糖で味付け。
甘みをつけるとだいぶ飲みやすくなる。ただ、少しだけ甘いとかえってまずくなる気がするので、甘みをつけるなら思いっきりつけたほうが良いかもしれない。2/3食事が終わったのにあまり満腹感が無いので少し心配になってきた。飲んでいる時は粉っぽさが気にならないが、飲み終わった後に少し喉に残る感じがする。

3杯目:レモン果汁と砂糖で味付け。
かなり美味しくなった。これなら毎日飲めそうだ。
エッセンスとかを入れて色んな味にしてみるのも面白そう。
3杯飲んでもいまいち食べた気がしないが、一応1食分の栄養は取ったはずなので、サプリメントを飲んで食事終了。

洗い物はコップ1つと砂糖を混ぜるのに使用したスプーンだけなのも良い。

食後2時間経って

喉に残った粉っぽさは、サプリメントの錠剤を飲むときに飲んだ水ですぐになくなった。
飲んだ直後は全然食べた気がしなくて、牛丼でも食べに行こうかと思ったくらいだったが、1時間くらいしてくるとお腹が少し温かくなってくるのが感じられ、空腹感は消えていた。

初めて作ったので粉末ミックスの作成に20分、水と混ぜるのに15分ほどかかってしまったが、次からはもっと早く作れると思う。

イソフラボンの摂取上限値を超えていることが少し気になるので、きなこを使い切り次第、きなこの代わりに大豆プロテインを使用したElixirベースに移行しようかと考えている。
他にも、非加熱の米粉を使っているので、そのへんがどうなのかも調査していきたい。

2016年8月28日日曜日

BloggerでSVGを使う

Bloggerでは「画像を挿入」ではSVG画像をアップロードすることが出来ない。
HTMLの編集から直接インラインSVGを貼ることは出来るのだがこれは面倒だ。

しかしHTMLの編集で<img>タグを使って別の場所にアップロードされたSVG画像を指定すればBlogger記事内でSVGを使うことができる。

imgタグを手打ちして表示したSVG
<img src="fileのurl" />



また、一旦何かの画像を挿入してからリンクを書き直せば、通常の画像のようにクリックした時にポップアップして表示させるようにできる。

ポップアップ出来るようにしたSVG

<a href="fileのurl" imageanchor="1" style="margin-left: 1em; margin-right: 1em;"><img border="0" height="200" src="fileのurl" width="200" /></a>

※aタグ内とimgタグ内の2箇所を修正する。


SVGをアップロードする場所だが、Bloggerを使っていることだしGoogleサイトのファイルキャビネットを使うのが良いのではないかと思う。

Googleサイトの使い方は以下のリンクを参考。
Blogger:外部ファイル置き場をGoogleドライブからGoogleサイトへ変更

アップロードしたら、ダウンロードのところからURLを取得できる。

ダウンロード用リンクから
https://sites.google.com/site/homuhomu/hogehoge.svg?attredirects=0&d=1
の.svg以降を除いた部分が画像への直リンクになる。

2016年8月8日月曜日

著作物に関わる人の立場とそれぞれの欲求を整理する

日本の著作権法の第一条に
第一条  この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
著作権法:http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S45/S45HO048.html
と書かれているように、著作権法は「文化の発展に寄与する」ことを目的としている。
「文化の発展」の意味するところには様々な考え方があると思うが、私は「創作を通して人々の中に様々な感情を生み出すこと」だと考えている。
そのためには創作が行われ、観賞されるということが継続的に、そして発展的に行われなければならない。

多くの人が創作活動に関わるためには、それに関わることで幸せになることができる環境が必要だ。ここでは幸せを欲求の実現度と考え、創作活動によって作られる著作物に関わる人の立場と欲求について考える。

著作物に関わる立場としては、まずは著作物を作る著作者がいる。そして著作物を観賞する使用者、著作物を利用して新たな著作物を作る二次的著作物の著作者がいる。
二次的著作物の制作の問題はファンによる創作活動とどまらない。現在の著作権法や慣行においては二次的著作物とされないものでも、あらゆる著作物は他の作品の影響を受けている。その影響をどのように評価するかによっては、あらゆる著作物は二次的著作物ということができる。したがって、二次的著作物について考えることは極めて重要である。

話がそれるが、作品はオリジナルでなければならない、もしくはそもそも完全なオリジナルが存在するんだという考え方が様々なパクリ問題の原因の一つだと考えている。


以下に、それぞれの立場における欲求で思いついたものを列挙する。

著作者の欲求
・経済的利益
著作者の経済的利益は著作物の制作にとって重要である。
・自分の著作物のコントロール
公開の時期、方法、範囲、改変の可否、複製の可否等。
・著作者としての名誉
著作物の著作者であると主張すること。

使用者の欲求
・より良い作品が制作される。
・作品が多く作られる
・入手性
使用者が観賞することで初めて著作物には価値が生まれるので、入手性は重要である。価格が安いことも含まれる。
・自分の望む形で観賞できる。
著作物の種類によっては、様々な媒体で観賞することができるが、自分の望む方法で観賞したい。

二次的著作物の著作者の欲求
・経済的利益
元著作物利用に際した経済的負担は少ないほうが良い。
・著作物利用の自由
著作者の意向によらず、自由に著作物を利用したい。

ひと目見ただけでも衝突する欲求がいくつもある。
どのようにしてこれらの欲求を実現していくのか、そのバランスはどのようにとるのかという議論が次には必要になる。また、各ライセンスや、現状行われている著作物の使用がそれぞれの欲求をどの程度実現しているのかを検証することにより、より良いルールを考える上でのヒントとしたい。

2016年1月17日日曜日

Lumia 930の外部マイクを買った

ナカバヤシ iPhone(iPad、iPod Touch)対応高性能エレクトレットコンデンサーマイク IPMC-01ALってのを買ってみたら問題なく使えた。

確かWindows 10 Mobile のInsider Previewを入れたあたりからLumia 930の2ndマイク(通話ではなく、動画撮影の時とかに使うマイク)が働かなくなっていた。
ハードが壊れるようなことをした覚えはないし、似たような話がフォーラムにいくつか上がっていたので、ドライバとかの問題ならもしかしたらそのうち解決するかも知れない。

ただ、ちょっと音を取らなければいけない事情があったので、外部マイクを買ってみた。
どの外部マイクが対応しているのかという情報がほとんど無かったので心配だったが、普通に使えた。

どうやら4極ステレオミニプラグにはCTIAとOMTPという2つの規格が存在しているそう。今回買ったマイクはCTIA方式だったので、Lumia 930はCTIA方式なのだろう。ちなみにLumia 930がどちらなのか調べても出てこなかった。