2014年10月30日木曜日

Bit Torrent Sync 1.4を使ってみた

以前に一度少し使ってみたことが有ったのだがその後しばらく放置していた。
バージョンアップもしていたので、もう一度設定し直すことにした。

目標はandroid携帯の画像のバックアップ、android携帯とのファイル共有、windowsとmacのファイル共有だ。
全体的にすんなりと出来たのだが、いくつか引っかかる場所も有ったので簡単に使い方のログを残す。

1.まずはそれぞれの端末にBit Torrent Syncをダウンロード、インストールする。
Drop Boxと違い、ユーザ登録の必要がないのが嬉しい。

2.パソコン側にバックアップ用のフォルダを作る。
今回は、
Sync/
  android/
    sync/
  pc/
というような感じにした。まあこのへんは好きにすればいいと思う。

3.Androidのカメラをバックアップする。
AndroidのBit Torrent Syncを起動すると、カメラのバックアップという項目が有るので、右側のスイッチをタップして有効にする。
すると

こういう画面が出てくるので、左の「メールアドレス」の方を選択して、メール等でリンクをパソコンに送信する。メール以外でバソコンにメッセージ送信出来る人は右の「コピー」を選択してリンクをコピーして何かで送信すればいい。
パソコンからメールを開いて、リンクをクリックすると出てくるページで、「すでにSync1.4を持っています」を選ぶとBitTorrentSyncが開いて、

の画面が出るので、先ほど作ったフォルダを選択する。
するとステータスが承認待ちになり、携帯のアプリで右上のベルマークに通知がしばらくすると出るので、それを開いて緑のチェックを選択するとバックアップの設定が完了する。
バージョンによってはベルマークが無いことがあるが、この時は端末のメニューボタンでメニューを開くと承認という項目がある。

4.Androidの画像フォルダをバックアップする。
Lineの画像を保存した時や、スクリーンショットをパソコンに送ったりするのに重宝する。特にLineのアルバムはなぜかパソコンから見れないのでこれが必須になる。

携帯のフォルダをバックアップするには、「フォルダの追加」ではなく、メニューの中にある、新規バックアップを選択しなければならない。ここでしばらく引っかかった。

割りと分かりやすくフォルダの候補が出てくるので、そこから好きなモノを選んで(今回は画像)右のプラスをタップする。
プラスの部分しかボタンになっていないところなどUIの詰めが甘いと感じる。
すると先ほどと同じ

が出てくるので、ここから先は3と同じだ。

5.Androidとのフォルダ共有(主にPCから携帯への画像転送用)
今度はパソコンのBit Torrent Syncから、「フォルダを追加する」で共有するフォルダを追加する。
設定がいくつか出てくるが、どちらも自分のデバイスなら、Permissionは読み書き、Securityの「デバイス上で招待を承認しなければならないピア」のチェックも外していいのではないか。

右下の「QRコード」をクリックするとQRコードが出てくるので、携帯のBit Torrent Syncアプリで「フォルダを追加」を選択し、起動したカメラで読み込むと設定が完了する。
こっちはとても簡単だ。

6.Windows,Mac間のファイル共有
Windows、Macと書いたが、特にOSによる違いは無いと思う。
5と同じようにどちらかのパソコンでフォルダを追加する。
おそらくPCでQRコードの読み込みは出来ないと思うので、何らかの手段でリンクをもう一方のパソコンに送って、そのリンクを開けばいい。



DropBoxは検閲の問題があってからあまり使いたくないと思っていたし、サーバを介さないかつてのOperaUniteのようなp2pの仕組みがあればいいと思っていたのだが、現在のところ満足している。
考えてみれば、数個のデバイス間のファイル共有のためになんでわざわざ外部のサーバを経由しなければいけないんだろうか。容量制限もあるし、サーバがダウンするかもしれないし、ログイン必要だし、アプリの容量やたらとでかいし、、、

唯一の構造的な欠点である両方のデバイスが起動していなければならないという点についても今のところは困っていない。
もし大人数で共有すれば誰かしらが起動していればいいので、この問題もあまり考えなくて良くなるだろうし、自分個人で使っているなら、自分で両方起動すればいい。

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