2014年8月5日火曜日

マスコミ(テレビ)の低俗な報道に不快感を覚えている人たちへ

まず、マスコミが低俗なのは当然である。ここに改善を求めても、マスコミがマスコミュニケーション(大衆伝達)である限り、絶対に変わらないだろう。

もしあなたが、マスコミを不快だと感じるのなら、それはマスコミがあなたを対象にしたメディアでは無いからだ。
専門誌に対して難しすぎて意味がわからないと文句をいったり、ドラえもんが非科学的だと言ってそれを楽しめないなら、それらは残念ながらあなたを対象にしたものではなかったのだ。
どんなものもそれが作られた対象が存在する。

さて、マスコミが対象としているのは一体どのような人たちなのだろうか。
マスコミが大衆、つまり社会の多数派を相手にしているというのは定義である。
実際、電波を無料で発信してテレビを持っていればだれでも見られるようになっているというのは定義に合致していると言えるだろう。
マスコミが低俗な報道をするのは、社会の大半がそのようなものを求めているからだ。

したがって、もしマスコミに変わってほしいのなら、それはマスコミに対してではなく、社会に対して訴えるべきである。あんな物を見て喜ぶのはやめよう、と。これは
投票しない人は政策に文句を言うなというのは間違いだの内容にも通じるところがある。
しかし、実際にはそのようなことは難しい。歴史的に見ても大衆が低俗で無かったことなど無いだろう。

だったらどうすればいいのか、答えは簡単だ。本当に不快なら、見なければいいのである。

しかし、実際にはマスコミにいつも文句を言っている人を含めて、未だに多くの人がテレビを見ている。
それはおそらく、文句をいうことを含めて、低俗な報道を楽しんでいるのであろう。
あなたは本当にマスコミを不快に思っているのだろうか。

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