2014年2月10日月曜日

なぜ選挙に行けというのか

投票率が低いことは悪いことなのだろうか。
なぜ選挙に行けというのだろうか。

私は、私以外の人に選挙に行ってほしい理由なんて何一つ無い。いやむしろ投票率はどんどん下がってほしいとさえ思っている。
投票に参加する人が少なければ少ないほど自分の票の重みが増すからだ。
清き0.6票などと言っているが、今回の都知事選での私の票の重みは2票分以上ある。

ここまでは私個人の立場で考えてきたが、そもそも選挙とは何のために行っているのかを政府の立場から考えてみる。
政府が行う政治は誰のための政治なのかというと、それは投票をした人のためではなく、また有権者のためでもなく、国民のためのものであるはずだ。
投票したひとの為に政治をやることを肯定すると、未成年のことは完全無視していいことになってしまう。そんな訳は無い。

投票率が低いと、民意がわからない。私個人にとっては、私に有利な政策をしてもらえればいいが、政府にとってはこれは問題だ。国民のための政治をしたいのにそれができなくなってしまう。
政府は、選挙権を与えてやってるんだから、使えよ、いいことあるぞと言うのではなく、民意を知りたいから投票してください、というスタンスで語りかけてもいいのではないだろうか。
そしてそのために予算を使うという事も視野に入れていいのではないか。

投票そのものにたいした価値が無い事なんてみんなわかっている。
政府もそれを認めて投票に行く他の価値を創造してみたらどうだうか。

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